使用例
３年ほど段ボールに接した御影石です

段ボールが湿気で腐食し、原型をとどめていません。物質的に取れるものはカッターを使用し丁寧に取り除いていきます。

石材内部にシミがしっかり入っています


今回使用する、道具一式はこちら

シミスカット・ナイロン刷毛・キッチンペーパー
湿布をするためのビニール養生・手袋です。

刷毛を使用して、全体に斑無く塗布していきます。

ここで「塗ってみたけど取れない」と判断される方もいらっしゃいますが、こちらを、ご覧下さい。

シミスカットが濁っています。ちゃんとシミに反応しています。

ここで湿布に切り替えです。

湿布の途中でシミスカットが乾燥し無いように、ヒタヒタになるまで、しっかりと染み込ませます。

あとは、ビニールなどで養生し放置します。

乾燥を防止し、長く、しっかりとシミスカットの効果を持続させます。


このまま、３時間放置しました。

全体的にシミが抜けていますが、水磨きの部分の濃いシミは抜けていません。

磨きの部分は、抜けているとは言いがたい状態です。

今の段階で、シミは残っていますが確実に薄くなってきているため、再度、湿布をし翌朝まで放置してみました。通常の現場でも、同様の作業・工程を行い染み抜きを行なっています。

翌日の状態です。

シミがしっかりと抜け、新品同様にきれいになりました。

もちろん、磨きの部分もシミがしっかり抜け、艶も失われていません。


表面に付着した汚れなどは、削る・擦る等で取る事ができます。しかしながら、石の内部に染み込んだ汚れや灰汁などといった「シミ」は、時間をかけて取るしかありません。

「シミ」「アク」は取れないと思われがちです。
確かに、深く染み込んだものや、年月が経ち継ぎたシミは取れ難く取れても跡が残りますが、かなり薄くする事は可能です


また、新しいシミ・アクほど高い確率で取り除く事が可能です。


少ない面積を作業する場合や、４kg・１８kg ご購入前のお試しに最適な１kgタイプもどうぞ。
シミスカット　１kg

石材用シミ抜き剤　シミスカットに関しては、業務用ですので 業者様以外への販売は致しておりません　ご了承ください。