とある現場での1コマ

いつも大変多くのご訪問を頂きありがとうございます。
本格的な梅雨に入り、天候不順な日々が続いています。
このような天気では、現場の工程もまともに組めませんので、
事務所にこもり、普段はなかなかできない事務処理等を行なう毎日です。

その中で、パソコン内の書類や写真を整理する中で、一枚の写真を見つけました。

昨年の夏に行なった、砂岩洗浄・コートの1コマです。



吸水率が非常に高い砂岩、藻とカビを除去後、再発防止のため、
AD-スーパーを塗布したのですが、塗布後に、塗り残しが無い事の確認と、
お客様にコートがしっかりと効いてい所を見せたいと言うことで、塗布面すべてに
水をかけて確認する事となりました。

そこで見つかったのが、まさかの塗り残し・・・・

これまで、塗り残しは一度たりとも無かったため、正直かなりショックでした。 
ご存知かと思いますが、浸透性吸水防止剤である AD-スーパーは、塗布しても
自然色仕上であるため、多少の色濃さが出る事があっても                                  
艶が出たりするような、塗布後の変化がほとんどありません。
しかし、水をかければ一目瞭然!

コートが塗布されている箇所は、吸水が抑制されえているため、
水をかけても濡れ色になっていませんが、無塗布の箇所は、
しっかりと濡れ色になっています。塗り残しは、この1箇所のみですが、
これは絶対にあってはいけない事です。

作業に携わった全員で、今後このような事が無い様に、現場管理の徹底と
再発防止の為の、話し合いをした事を思い出しました。                              

何はともあれ、監督さんにもコートの品質を実感して頂けたので良かったようですが・・・・                   
いかなる現場であろうと、現場品質管理は本当に大切ですね・・・反省です。