AD-ホワイト 現場実暴露 6年

いつも多くのご訪問、お問い合わせを頂きありがとうございます。


今回のビズ日記は、2008年にAD-ホワイトを塗布した
現場の状態をリポートします。


現場は2008年 福岡市内です。
竣工直前に、洗浄・AD-ホワイト塗布を行いました。

当時の写真です。まだ外部の工事途中です。


まずは洗浄作業

工事期間中に汚れてしまった石をきれいにします。竣工美装ですね。
使用したのは石材用洗浄剤 AD-1です。
酸性洗剤ですが、大変使いやすいですよ。


AD-1を使用しての洗浄後は、石の中に染込んだシミ等をチェックし
個別に対応していきます。

AD-ホワイトは、水分や湿気があると塗布できないため、
初日は洗浄・シミ抜きのみの作業となりました。


翌日、コート塗布です。

こちらはエントランス内部のAD-ホワイト塗布


外部のAD-ホワイト塗布です。

この時はモップを使用しています。
モップといえば、薄く塗り伸ばすワックス塗布に使用されす。
この時は、ヒタヒタになるまで染込ませ、たっぷりと塗布を行いました。



AD-ホワイト直後は、石の色が濃くなります。
表面に残ったAD-ホワイトを拭き取ると少しずつ石色が戻りはじめます。



まだ、少し石色が濃いですが、ほぼ石色が戻った状態です。
目地部分も少し濃いですね。




2014年5月23日

裏面からの吸い上げ等による、濡れ色現象はAD-ホワイトが
しっかりと防止しているため、床石でよく見られる色ムラも見られません。


また、AD-ホワイトは汚れ防止効果(汚れの染込み防止)もあるため、
目立つような表面からの汚れの染込みもほとんど無い状態です。
もちろん日々のしっかりとしたメンテナンスも大切です。


-浸透性吸水防止剤 AD-コート塗布後のメンテナンス-
・埃や泥が付着したままの状態で、繰り返しモップ拭きなどを行うと
 汚れを引伸ばし、結果的に埃や泥・汚れの堆積を引き起こします。
 常にモップをきれいし、拭き掃除して下さい。
 
・汚れが付着した場合は、中性・アルカリ性の洗剤を使用して洗浄を行なって下さい。
 その際に発生した汚水及び濯ぎ水等は、しっかりと回収して下さい。
 汚水・濯ぎ水が残留すると、汚れの堆積や水垢発生の原因となります。

・日常清掃を行なっても、少しずつ汚れの堆積は発生しますので、
 定期的な管理洗浄を行って下さい。


6年前に塗布したコート剤は
御影石 保護剤
御影石用浸透性吸水防止剤 AD-ホワイトです。

※石貼り施工前の「製品塗布」がオススメです。



今回は、実現場で6年後の状態をご報告しました。
テストサンプル等での暴露結果なども、十分な参考になりますが、
やはり実際に現地に張られ・踏まれ・春夏秋冬それぞれの日差しや気温・湿度
天候の影響を大きく受ける、これ以上ない「長期暴露試験」は、やはり現場!


アクトビズHP トップページにある
製品資料DOWNLOAD
アドバンス 資料から


2-3.AD‐COAT経過写真2011.docを、ぜひご覧ください。


これ以上ない「長期暴露試験」をご覧頂けます。