AD-セラレジンで石の酸焼けを復元 G684編
清掃屋さん、メンテナンス業者さんなら一度は目にした事ある
G684という御影石をご存知でしょうか。
G684 本磨き
G684 バーナー仕上げ
この「G684」は酸性に非常に弱い事で大変有名です。
石材を販売されてる石屋さん・サイトのほとんどで
「酸に弱い」「酸洗い不可」「水回り使用不可」「外部使用不可・注意」と
記載されているデリケートな御影石です。
しかし、全てのG684が注意事項通りに使用される訳ではありません。
やはり外部で使用されている事も多々あります。
こちらは外部 床面で使用し、酸洗いしたG684
上に掲載したバーナー仕上げにある色濃さは消え(抜け)
全く別物の石種に変わってしまいます。
こうなってしまったG684を復元するのが
石材用濡れ色仕上げ剤 AD-セラレジンです。
早速ですが復元したものがコチラです。
AD-セラレジンがしっかりと濡れ色にし、元のG684になりました。
(元々の黒味よりも、さらに濃くなっています)
この世に濡れ色仕上げ剤は数多くあります。
塗布すれば、水を吸った石のように濃くなります。
塗布直後は、どの製品でも濃くなります。
しかし、「濡れ色感」維持できなければ意味がありません。
AD-セラレジンをぜひお試し下さい。
他の濡れ色仕上げ剤よりも、価格は高いかもしれません。
AD-セラレジン最大の特徴は、濡れ色の持続力
色褪せし難く、その効果を長期に渡り維持する事が可能です。
その効果が認められ、石材メンテナンスのプロ、石屋さんなど様々なシーンで使用されています。
ぜひ、お試し下さい!
‐ご注意下さい‐
AD-セラレジンは濡れ色仕上げ剤です。
塗布する事で、艶は上げるものではありません。
AD-セラレジン1ページへ
AD-セラレジンでウエット仕上げ
AD-セラレジンは、石材用のウエット仕上げ剤で
これまで、石屋さんや石材メンテナンス専門の業者さんなど
たくさんの石や現場で使用されている製品です。
今回の現場は、とある介護施設の浴室です。
洗浄とコートと言う事だけを聞き現場に来てみますと
この様な感じです。
石の色が抜けてしまい、ムラとなっています。
単に洗浄・コートと言う考えでしたので、洗浄 → AD-ホワイトで
仕上げと思っていたのですがAD-ホワイトは「自然色仕上げ」、
最終的な仕上がりもこのまま。
それでは、よろしくないと言う事で緊急会議となりました。
そこで決まったのが、AD-セラレジンで色を濃くし石本来の姿を
取り戻そうとなったわけです。
エフロスカットを使用し洗浄をした後、十分に乾燥させて
さっそくAD-セラレジン塗布です。
AD-セラレジンを塗布しますと、みるみる濃くなっていきます。
塗布・無塗布を比べて見ますと、こんなに違います。
まるで石種が違うようです。
こちらは正面から写した写真です。余計な説明は必要無いですね。
ちなみに、AD-セラレジンを塗布した後に拭き取りをしています。
塗膜を形成した訳ではありません。
石材用のウエット仕上げ剤は、他にもたくさんあります。
しかしよく言われるのが
「濃いのは最初だけ」 「色が褪める」と言う言葉。
製品説明をさせて頂く際に、必ずと言っていいほど聞く定番のキーワードです。
こちらを御覧ください。
半分セラレジンを塗布して、外部に放置。
春夏秋冬・雨・風・紫外線の中、まだ一年と、暴露テスト品としては
若いですが、今もしっかりと濡れ色を維持しています。
「濃いのは最初だけ」・「色が褪める」
そういった印象をお持ちの方にAD-セラレジンをおすすめします。
きっと、今までのウエットコートに対するイメージが変わります。
AD-セラレジン1ページへ
床面ウエットコート塗布
山西黒(バーナー仕上げ)ウエットコート塗布です。
施工を行う前は、このような感じです。
磨きとバーナーのコントラストが綺麗な石張りですが、バーナー部分をウエットにしていきます。
この日は気温が高かったため、あまり欲張らずに一枚一枚
丁寧に仕上げて行きます。
今回、使用したコート剤はAD-セラレジン1 濡れ色仕上げの定番です。
こちらも作業中の写真です。
塗布前・塗布後の差がはっきりと分かりますね。
写真にある、白い粉の塊のようなものは拭取りの際に出た
ウエスのカスです。
そして完成した現場がこちらです。
イメージがガラっと変わり、しっとりと落ち着いた雰囲気になりました。
今回の施工は外部での施工でした。
外部・床面である為、頻繁に歩行がある箇所は、削れによる白けが発生しますが、
ウエット自体の効能は、しっかりと持続します。
この世には、たくさんのウエット仕上げ剤がありますが、
石材に携わる多くの方たちに選ばれる「AD-セラレジン1」
しっかりとした濡れ色と、その持続性はピカイチです。
安心して使えますね。
AD-セラレジン1ページへ