2016年1月

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いつも多くのご訪問を頂きありがとうございます。

福岡では先日の大寒波の影響で雪が降り大混乱。
その後も、晴れ間の少ない天気が続いております。

この様な天気ですと、外部での作業ができないため、
会社で業務を行う事が多くなります。

今回のビズ日記は「現場調査とテスト」です。

あの大寒波の前に、熊本市内の3つの現場でテスト施工を行ないました。
それぞれのテスト現場を、私のためにセッティングして頂いた各担当者の
皆さん本当にありがとうございました。遠方なので助かりました!

テスト施工は「現場の状態確認」「使用材料」「作業時間」
「施工方法・手順」「環境確認」など様々な指標となる大切なものです。



テスト施工では、どんな汚れやトラブルでも対応できるように様々な洗剤を準備!
各現場に合う解決法・施工プランを見つけ出さなければいけません。


今回のテスト施工では、

・乱張りのコケ除去+AD-スーパーのテスト塗布

・駐車場コンクリート床コケ除去+AD-スーパーのテスト塗布

・玄関タイルの水垢取り✕2件

・床面レンガのコケ除去

・ポーチ部の水垢除去


一軒目の現場は、乱張りと駐車場床のコケ除去が中心。
コケスカットを塗布、待つこと10分。あとはブラシで軽く擦るだけ!
簡単にキレイになりました。幸先の良いスタートです。

「洗浄後に汚れにくくしたい」「コートの効き具合を見てみたい」とのご要望、
AD-スーパーもテスト塗布し、塗布・無塗布経過を見て頂く事になりました。


二軒目の現場は、玄関ポーチ部分のタイル洗浄。
「タイルの水垢汚れ」であれば「水垢スカット」と言う事で早速テスト開始!
刷毛で塗布し、パッドで擦ればすぐに取れる!と思っていたのですが…。
この水垢が簡単に取れず、かなりの苦戦。

何度も何度も試行錯誤を繰り返し、やっとキレイになりました。
なお、この水垢を納得のいく所までキレイにするため要した時間は約1時間…。
300角タイル一枚で約1時間です。
この案件は会社に持ち帰り、もっと効率のよい除去の方法を考えないとダメなようです。


三軒目の現場も玄関部分のタイル洗浄。
しかも、二軒目とタイルの種類が同じ…。嫌な予感がします。
「タイルの水垢汚れ」であれば「水垢スカット」と言う事で早速テスト開始!
こちらは、比較的簡単にキレイになりました。安心しました。


いつも思うことは、今回のような「タイルの水垢」といった比較的簡単な
作業でも現場によって、全く違うということ。


昔、職人さんに言われた
「同じ汚れであっても、同じ現場は二つとない」という言葉が身に染みます。


どれだけ経験や場数を踏んでも、初心を大切に!
「見てみないとわからない」「やってみないとわからない」ですね。


会社に戻り、テスト施工の結果を元に御見積書を作成!送信!
ご検討のほど、宜しくお願い致します!
いつも多くのご訪問を頂きありがとうございます。

今回のビズ日記は、昨年末に行った「化粧ブロック」に発生した
コケの除去です。


現場は。我が家です。大掃除です。


もうすぐ築4年となりますが、駐車場の化粧ブロックは、こんな感じです。

気になっていましたが、なかなか作業する時間が無く。
子供たちにも指摘され続けておりました。

当日は朝から、浴室・トイレ・換気扇・台所・フローリング・窓拭きと
家族で手分けし、大掃除をしていました。

駐車場の掃き掃除の際に、化粧ブロックのコケを思い出し、
化粧ブロックの洗浄に着手したのは15時過ぎ。

いつも使用している高圧洗浄機はエンジン式のため音が大きい。
この時間からの高圧洗浄機の使用は無理と判断。

コケスカット塗布 → 放置 → 水でブラッシングという
作業プランとなりました。

コケスカットをひたすら塗布し、放置すること15分。
ホースで水をかけながら、ブラッシングすると。


                         作業前


                         作業後


                         作業前


                         作業後


                         作業前


                         作業後

作業時間は約1時間程度でした。
高圧洗浄機無しで、ここまでキレイになりました。

子供たちにも「合格」を頂き、奥さんにも喜んでもらえました。


しかし、奥さんに「なぜ、新築の時にコートを塗らなかったのか?」と質問され
「そうですね。申し訳ありません」とお答えしました。

私が言うのも何ですが、
「新築時や汚れる前に、コート処理されます事をおすすめ致します。」

化粧ブロックの汚れ防止には
コンクリート用保護剤 RC-HOLDがおすすめです。

はい、私も塗ります。
いつも多くのご訪問を頂きありがとうございます。

前回のビズ日記からの続き、シミ・サビ除去の実践報告です。
(前回のバーナー仕上げから、かなり遅れての掲載です。申し訳ありません。)

サビと木アクがどれくらい取れるのかを、わかりやすくお見せするため
約1年かけて、『サビと木アク』を作成しました。


今回は『御影石 磨き仕上げ編』です。

それでは除去テスト開始です。こちらもバーナー仕上げの御影石同様に
カッターナイフの刃を散りばめた跡がはっきりと残っています。


拡大図:御影石表面と内部にサビが付着・浸透しているのが確認できます。

今回も使用する洗浄剤は、石材用サビ除去剤 サビスカットです。


サビスカット塗布直後から、この「紫色反応」です。

水洗い → 乾燥 → 再塗布 → 水洗いと、お決まりの工程を繰り返し、乾燥させると

元の状態に戻りました。磨き仕上げは、もっと苦戦するかと思いましたが、
意外とあっさりと取れてしまいました。

次に、石の裏面に付着浸透した泥汚れ(灰汁)を除去します。

一年以上もの間、地面に置きっぱなしの状態であったため、表面と石材内部には
泥汚れやアクが付着しています。ある程度の水洗いで、泥自体は取れていますが
石材内部に染み込んだ、アクは取れません。


こちらは、石材用シミ除去剤 シミスカットを塗布し10分程度放置します。


水洗いし、乾燥させると綺麗な状態に戻りました。


実際の現場では、今回のようなサビやアクよりも酷い物もあります。
特に錆びた物が石材に付着する「もらい錆」の事案は多くありますが
掲載した手順で除去が可能です。

ぜひ、お試し下さい。

※石種や環境により、サビやアクが完全に抜けない場合もあります。
※サビスカットの長時間にわたる浸け置きや、石材内部に染み込んだサビがひどい場合、
 反応色である紫色が取れにくい場合や、石色が濃くなる事があります。
 その際は、シミスカットAD-8を塗布して下さい。