2014年4月

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いつも多くのご訪問とお問い合わせを頂きありがとうございます。


今回も現場写真を整理中に見つけた写真からのご報告です。
伊豆若草石 サビ
伊豆若草石という石に発生した「サビ」です。
石貼り後1か月でサビが発生、サビの除去と吸水防止処理の依頼でした。


伊豆若草石 サビ
至る所に点状にサビが発生しています。


伊豆若草石 サビ
貼られているほとんどの伊豆若草石にサビが出ています。
伊豆若草石が持つ鉄分が原因のようです。



また、所々欠けもありましたので補修をしました。
伊豆若草は軟らかく、よく水を吸うデリケートな石です。


サビ除去で使用した洗浄剤は
石 サビ
石材用ザビ除去剤 サビスカットです。
もらい錆は当然ながら、持ちサビにも大変効果的です。

サビが発生している箇所にサビスカットを塗布すると「紫色」反応します。
この「紫色」がなくなるまで地道に 塗布→水洗い→乾燥→塗布を繰り返します。
少し根気のいる作業です。


施工後の状態
石 サビ
サビ除去後、濃い箇所もきれいにサビが抜け元の状態に戻りました。


石 サビ
再発防止策としてAD-スーパーを塗布して完成です。
デリケートな石であるため、汚れ防止・劣化防止も含めての塗布となりました。



ご注意下さい
AD-スーパーを塗布する事で、石自体の吸水を防止する事で
サビが出難くなりますが完全に抑制する事はできません。




今回のご報告した現場ですが、作業中の写真が無く。
また現場の都合上、局部的な写真のみの掲載となりました。
分かり難く申し訳ありません。


なお、現場の担当者さんにお聞きしたところ、今現在サビの再発は
無いとのこと、2011年の作業でした。良かったです!
いつも多くのご訪問とお問い合わせを頂きありがとうございます。

こちら福岡は、満開だった桜も散ってしまい今日は初夏のような暑さ。
「ポカポカ」の春とは少し違った感じです。


春が終われば、雨が多くなりジメジメとした日々…。
梅雨がやってきます。

AD-コートは、基材が濡れていると塗布できません。
梅雨時期の現場は、作業計画通りにいかないので、とても憂鬱な時期です。


今回のビズ日記は、そんな梅雨におすすめの製品をご紹介します。


昔の現場写真を整理していると、こんな写真を見つけました。
押入れ カビ
押入れに木材用浸透性吸水防止剤 AD-バイオフレックスGTを塗布しています。


木材用浸透性吸水防止剤 AD-バイオフレックスGTは、木材用の保護剤です。
押入れ カビ 木材 保護剤
アドバンス製品の木材用浸透性吸水防止剤シリーズ一つ。AD-バイオフレックスGTは
余計な艶をつける事無く木材の吸水率を低下させカビの発生を抑制。
風合いや木の香り「本当の無垢」にこだわる方に、大変オススメです。


こちらの現場は梅雨とは関係なく年中、押入れの湿気に悩まされていたようです。
カビが生えていた箇所を洗浄し乾燥、AD-バイオフレックスGTを塗布しました。
押入れ カビ 木材 保護剤
木材はタップリとAD-バイオフレックスGTを吸い込み濡れ色です。
浸透系の保護剤なので、染込みが良いとその効果もしっかりでます。

押入れ カビ 木材 保護剤
染込まずに残ったAD-バイオフレックスGTは、拭き取ります。


乾燥途中の状態
木材 保護剤
このまま乾かせば「何も塗っていない?」と言われるほど自然な仕上りになります。


AD-バイオフレックスGTは、高性能抗菌剤が添加されていますので、
吸水防止 + 抗菌剤のW効果でカビなどの発生を抑制します。

また、水性なのでニオイが気になる場所にも使用できます。

梅雨が来る前の「防カビ対策」ぜひご検討下さい。
いつも多くのご訪問と、お問い合わせを頂きありがとうございます。


今回のビズ日記は、風除室内の床面 「御影石 洗浄・Wコート」です。

作業前の状態です。
御影石 汚れ
長年の汚れと床下からの水分で、石の状態はかなりひどいです。
約10年以上もこのような状態で、目地付近にはエフロも発生しています。

お客様によると風除室付近のPタイルは何度も張り替えているとの事でした。
風除室内の湿気はかなりひどいようです。


表面に付いた汚れはともかく、深く染込んだシミや湿気が手強そうです。


とりあえず、いつものテスト施工です。
本施工を行う際は、テスト施工時の作業手順・使用材料が基本となります。
テスト施工は、現場の方向性や作業性を決定する上で非常に重要なのです。
御影石 汚れ
石材用洗浄剤 AD-1で洗浄し、汚水を回収する前にウエスで拭き取ると、
こんなに汚れてました。


水洗い後、石材用水垢除去剤 AD-3で再び洗浄すると
御影石 汚れ
まだ、完全に乾いていないので若干のムラもありますが洗浄のみで、
ここまでキレイになりました。


本施工では石材用シミ抜き剤 AD-8を使用し、シミ抜きまで行う事となりました。
また、洗浄シミ抜き後に御影石用浸透性吸水防止剤 AD-ホワイトを塗布し、
イメージを変えるため、石材用濡れ色仕上げ剤 AD-セラレジン5で仕上げです。


ここからは本施工

洗浄・シミ抜き後の状態
御影石 汚れ
表面などに付着・浸透した汚れが取れ、全体的にはキレイになりました。
しかし、長年にわたり石材内部に深く染込んだ汚れや、常にシミが発生して箇所は
完全に除去できませんでした。(目地付近などはシミが残っています)


今回の現場は、床下からの湿気が多いため通常はコートを塗布できないのですが、
床面からの水分を可能な限り抑える処理をした後、浸透性吸水防止剤 AD-ホワイト
濡れ色仕上げ剤 AD-セラレジン5を塗布します。

吸い上げ(濡れ色現象)やエフロレッセンスが発生した石は、浸透性の保護剤などで
処理を行なっても、完全な再発防止にはなりません。

今回はお客様の強いご要望があり、説明をした上でご理解を頂きコート塗布となりました。



AD-ホワイト塗布後、翌日にAD-セラレジン5を塗布
御影石 コート
しっかりとした濡れ色となり、イメージチェンジ成功です。

御影石 コート
汚れていた風除室がキレイになると、空間の雰囲気が締まっていいですね。
お客様にも大変喜んで頂きました。
いつも多くのご訪問と、お問い合わせを頂きありがとうございます。


今回のビズ日記は、2月26日に掲載しました
コケスカットでコンクリートのコケを除去の現場で、同時並行で行なっていた
テスト施工のご報告です。


テスト施工前の状態
御影石 階段 汚れ
床や階段に使用されている御影石の多くは、転倒防止の観点からバーナー仕上げ等の
滑り難くい加工がされています。

しかし、この凹凸に汚れが引っかかりやすく、また汚れも染み込みやすいため、
写真のように石の表面は汚れやコケで覆われています。

また、この状態ではバーナー仕上げの凹凸が汚れやコケなどで埋められており
雨天時や雨天後等は、大変滑りやすく危険です。


テスト施工後の状態
御影石 階段 汚れ
石表面に付着したコケや汚れと、その下に発生していた水垢が取れ
スッキリとした状態に戻りました。
バーナー仕上げの凹凸もしっかりと現れ、滑り防止効果も復活です!


今回のテスト施工手順
コケスカットまたはAD-6を使用し、石表面のコケを取り除きます。

②洗浄剤使用後は、しっかりと水洗いを行ないます。
 石の表面に付着したコケやカビの除去完了です。
 
③この時点でかなり綺麗になっていますが、さらに水垢スカットまたはAD-3を使用し
 水垢を除去です。
 
 石表面に付着したコケや汚れを除去した後に、水垢汚れが現れる事は多々あり、
 この汚れを取れなければ、「最初よりは綺麗だけど何か汚い」と言った感じです。

 本施工では石材用シミ抜き剤(シミスカット・AD-8)で、部分的に手直しも行う予定です。


 
 今回は、作業中の写真を撮り忘れ文字が多い報告になってしまいました。
 本当は写真でわかりやすく報告をしたかったのですが…申し訳ありません。



 ご注意下さい
 製品取扱説明書等にも記載されていますが、コケスカット・AD-6を使用する際は
 酸性洗剤との併用・混合は厳禁となっています。
 コケスカットやAD-6が酸性洗剤と直接的に接触するような作業は行わないで下さい。
 全ての洗剤に言える事ですが併用する際は、洗剤使用後に十分な水洗いを行ない
 次の洗剤を使用されて下さい。

 洗剤の適正使用による事故・トラブル防止のため、ご協力を宜しくお願い致します。