いつも大変多くの御訪問を頂きありがとうございます。
「建物という財産価値を維持する」
発生してしまった石材トラブルの改善・再発防止を行なうには、
そして、時間と費用をいくらかけても、回復できない
「手遅れ現場」もあるという事をお忘れなく
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発生してしまった石材トラブルの改善・再発防止を行なうには、
そして、時間と費用をいくらかけても、回復できない
「手遅れ現場」もあるという事をお忘れなく
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今回も「濡れ色・エフロを改善せよ!」の続編です
前回の作業では、水性コートを塗布する前の下地作り、きれいな床面に仕上ました。
工期などの関係で雨の中の作業となりましたが、
しっかりと汚れも落ち、万全の体制で、水性コート塗布に挑みます。
さて・・・・・ 天候は・・・・
晴れですが・・・・雨のお陰で、少しですが濡れた状態です。
水分が残っている状態では、水性コートは塗布できないため(油性も同様です)
プロパンガスを利用したバーナーで強制乾燥を行ないます。
バーナーが一箇所に長時間当らないように、ゆっくりと、ムラなくしっかりと
乾燥を促して行きます。この当て具合が結構難しいんです。
乾燥後、シミが再発している箇所は石材用シミ抜き剤 AD-8を使用し、
水性コート塗布前の石の状態を整えます。
発生してしまった濡れ色・エフロなどのトラブルを改善・防止するのは、
ものすごく手間がかかりますね。
石がしっかりと乾燥した事を確認し、やっとで水性コートを塗布です。
吸上げや濡れ色を抑制する為に使用する際の水性コートは、現場での製品管理がとても重要です。
失敗すると濡れ色・エフロも止まらないうえに、石の色を濃くさせてしまう可能性がある為、
一枚一枚をしっかりと仕上なければなりません。
通常のコート塗布であれば、昼過ぎに終わるような面積ですが、水性コートは2日間を要し、
作業完了となりました。
水性コート塗布では天候にも大変恵まれ、コートの乾燥も順調です。
このまま濡れ色・エフロが止まっている事と、明日も良い天候である事を願い
現場をはなれました。
さぁ、明日は最終コート 御影石用 浸透性吸水防止剤 AD-ホワイト塗布です。