今回は前回の続き「濡れ色・エフロを改善せよ!」の続編です
水性コートで抑えられているうちに、さらにAD-ホワイトを塗布し、
濡れ色現象の再発防止テストを行い、少し長めに期間をとっての再発を確認です。
(→は無塗布の石、すでに濡れ色現象が発生しています)
これで、濡れ色現象が出てなければ良いのですが、私の日頃の行いが良いためか、
再発確認を行うための放置期間中は、晴れ続きだった天候がガラリと変わり
雨や曇りのグズグズ状態です。
ただでさえ濡れ色・エフロ現象が酷いこの現場、できれば余計な
水分の供給はしてほしくなかった・・・と思い、現場に行ったところ
結果は・・・・・
AD-ホワイトを塗布した石は濡れ色が止まっていました。
無塗布の石は、濡れ色現象がさらに酷くなっています。
なお、テスト全ての石が元に戻り、濡れ色現象が改善できるとは限りません。
同じ石であっても、その石の癖や貼られた場所などによって、大きく異なります。
現場サイドに確認を頂き説明をした所、今回のテスト内容で、
大幅な改善が可能であるという事が認められ、着工決定となりました。
気になるは天候です・・・・
さて、晴れますでしょうか・・・・