2008年3月

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いつも多くの御訪問を頂きありがとうございます。                      
今回のビズ日記は、前回の福岡市内 商業施設に関する「製品塗布」の続編

今回は皆さんよくご存知の大理石「ビアンコカララ」です。

これまで、現場に運び込まれた石材に製品塗布を行なってきましたが、
現場の都合上、他に場所をお借りし事前に塗布を行ない、運び込む事となりました。

作業前日までは非常に不安定な天候が続き、当日の天候が気になりましたが、
当日は雲ひとつ無い快晴、絶好の製品塗布日和となりました。


長い間、パレット内に梱包されていたビアンコは、水分をたっぷりと含んだ状態・・・


「コート塗布時の水分は御法度」
パレットごとに並べ、ガスバーナーを使用し徹底的に強制乾燥を行います。


十分に乾燥を行った後、たっぷりとAD-スーパーを塗布していきます。
(高温状態での塗布は不可能である為、人肌より少し暖かい温度がベストです。)



ビアンコの表面にたっぷりと塗布する事も大切ですが、忘れていけないのは「小口」
表面よりも水分を吸いやすく、トラブルのきっかけになりやすい「小口からの水の進入」、これを防止する為、刷毛を使ってこちらもタップリと塗布していきます。


そのまま5~10分位放置、浸透せずビアンコカララの表面に残っているAD-スーパーを綺麗なウエスでしっかりと拭取って行きます。 (鏡面仕上げの拭き上げは特に注意して下さい。鏡面仕上げ特有の虹色残りが発生し、そのまま放置すると、見た目を損ねます。)


拭取り完了後は、自然乾燥をしっかりと行います。
今回は天候にも恵まれ、塗布後の乾燥も良好でした!



取り出しを行ったパレット別にしっかりとまとめ、無事に全作業完了です。

天候に大変恵まれた今回の製品塗布、何度も現場と打ち合わせしてくださった石屋さん・お手伝い頂いた職人さん・場所を提供してくださった運送屋さん、ご協力ありがとうございました。