「濡れ色・エフロを改善せよ!6」最終回
いつも大変多くの御訪問を頂きありがとうございます。
今回で「濡れ色・エフロを改善せよ!」の最終回です。
前回の作業では全面に水性の浸透性吸水防止剤を塗布し、
最終コート 御影石用 浸透性吸水防止剤 AD-ホワイト
塗布前の、濡れ色・エフロの一時的な防止処理を行なっていました.
さて・・・・・ 濡れ色・エフロは抑えれていますでしょうか・・・・・・
そして、天候は・・・・晴れたでしょうか・・・・・・
水性コートがしっかりと効果を発揮し、目立った濡れ色・エフロは見られません。
お天気も絶好のコート塗布日和です。
コート塗布前にガスバーナーを使用し、石材に残る水分を可能な限り飛ばします。
最終コート 御影石用浸透性吸水防止剤 AD-ホワイトをタップリと塗布します。
今回の作業では「乾燥班」・「塗布班」・「拭き上げ・仕上げ班」と
役割分担を行っての作業、夕方前には作業が完了、色戻りもバッチリでした。
現場調査・テストや本施行をあわせると、
今回は1週間以上を要する作業となりましたが、無事にトラブルも改善でき、
ご満足して頂きました。
浸透性吸水防止剤 AD-ホワイトを塗布する事で
竣工後、美観の維持・トラブルを抑制し
「建物という財産価値を維持する」
「建物という財産価値を維持する」
「石材」という建築建材を長持ちさせる
工事期間中に発生するトラブルを抑制し
「スムーズな、お引渡し」と「お客様からの信頼獲得」という、メリットがあります。
本来であれば、石を貼る前のコート塗布が絶対におすすめなのですが、
「予算」や「工期」等の面から、「製品塗布」や「竣工前塗布」
といった項目は、どうしても、削られがち・・・・
しかし・・・・
発生してしまった石材トラブルの改善・再発防止を行なうには、
事前に塗布を行なうよりも、多くの手間と時間、
費用が必要となります。
そして、時間と費用をいくらかけても、回復できない
「手遅れ現場」もあるという事をお忘れなく